ククルビタシンとかぼちゃ - 2014.03.27 Thu

近所のスーパーにて、カボチャが目についたので購入し、うちのワンコたちの「おめざ」にしようと
小さく切り分けて、レンジでチンした。
カボチャの蒸せる匂いが食欲中枢を刺激してしまったのか、3頭ともヘソ天状態の昼寝から
いつしか伏せ状態になり、鼻をピクつかせていたので
食べごろの温度を確かめるために、カボチャひとかけらを、私が味見してみた。
ところが
「ニガッ!」
と、思わず吐き出しそうになった。
今まで生きてきて、苦いカボチャを食べたのは始めて。
問題は温度ではなく、味だった。
こんな苦いものを我が愛犬に食べさせて良いものかどうか、すぐにググってみたら
カボチャの苦味の正体は、ククルビタシンというもので、きゅうりのヘタの苦い部分なども
ククルビタシンだと書かれていた。
ククルビタシン(cucurbitacin)はウリ科植物に特有のステロイドの一種であり、トリテルペンに属する。
キュウリ、メロン、スイカなどのへたに近い部分に含まれる。通常は含量が少ないため苦味までは感じない[1]。
しかし、ゴーヤに多く含まれ、モモルデシチンとともに強烈な苦味の元になっている。
置換基や二重結合の位置により多くの種類があり、ククルビタシンCは特に苦いが抗癌作用があることが知られている。
ククルビタシンBのCAS登録番号は[6199-67-3]である。
ヘチマやユウガオなどの一部の株において稀にククルビタシンを多く産生するものが混じって流通することが
知られており[1、自家栽培したものなどを苦味を我慢して食べたことによる食中毒事例(おう吐や下痢等)もある。
ヒョウタンによる食中毒事例もある。 Wikiより
ゴーヤの苦味もククルビタシンであれば、食べても良いような気もするけど
ククルビタシンにも色んな種類があるとのこと。
八百屋さんのサイトでは、苦いカボチャは調理済みでも返品対象になると明記されていましたが
返品はせず、そのままゴミ箱行きとなりました。
今まで、味見をせずカボチャを蒸して与えたこともあったのですが
どうだったんだろう?と心配になりました。
カボチャという、癒し系キャラクターから、甘いと思い込んで毒味はしないこともあったけれど
これからは他のものと同じように毒味をしようと思います。