ドロシーの姿が見えなくなり、探していたら
ホームレスのかたのテントの中に行儀よく座っていた。
私と目が合ったのに、ドロシー、知らぬ顔であった。
ホームレスの人は、七輪に網を乗せて、おにぎりを焼いていた。
ドロシーはおにぎりが焼きあがるのを待っていたらしい。
すみません と謝って、ドロシーをテントから引きずりだした。
私より、焼きおにぎりを選んだドロシー。今までの信頼関係は、いったい何~?

「あ~あ、もうちょっとで焼きオニギリが出来上がるとこだったのに・・・」
「ザンネンやったなぁ~。」
「あのオニギリおいしそうやったなぁ・・・」

そんな心の声が聞こえてきそうな画像。
2年前だったっけ?